2018年9月22日。多くのファンに愛された京都・丸太町御幸町の『吉田屋料理店』が18年の歴史に幕を閉じました。これは、その最終営業日、女将の吉田裕子さんにサプライズで捧げるべく作られた、本の形をした壮大な寄せ書き、あるいはラブレター。著者は、「我こそは、誰よりも吉田屋を愛す!」とばかり、こぞって名乗りを上げた100人を超すお客さんたち。18年のうちに、縁あって京都の路地奥の小さな店に集った、お客さんそれぞれの記憶の記録。
いしいしんじ(作家)/入江敦彦(作家)/大友良英(音楽家)/勝井祐二(音楽家)/後藤繁雄(編集者)/寺田克也(漫画家)/原久子(アートプロデューサー)/村松美賀子(編集者)/やなぎみわ(美術家)/山本精一(音楽家)ほか、全113名によるアンソロジー
著者:吉田屋とわたしたち制作実行委員会
編集長:高橋マキ
編集:小崎哲哉、内田麻衣子
欧文翻訳:小崎哲哉
題字:川尾朋子
デザイン:大岡寛典
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