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仕事ぶりは優秀ながら欠勤を繰り返す祐未と、当たり障りのない好青年を演じることで深い孤独を隠す徹。同じ会社で働くふたりは互いに似たもの、そして異なるものを同時に感じ、交流を深めていく。誰かに似た“大学図書館で眠る女子学生”と、誰かに似た“自転車で海を目指す男子学生”の記憶を暗黙の裡に分かち合いながら──。 モラトリアムの白昼夢と大人が生きる都会の現実の狭間でもがく若者たちを描いた幻想的な中編小説。
電子:98㌻/305.5KB/文庫サイズ EPUB:1.6MB
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広島県出身。既刊に『カリフォルニアに車で行くこと 鯉実ちと紗短編集』『さようならイーハトーヴ』『単語帳と狐のしっぽ』。
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文芸
電子版 220円
電子版 305円