プラトンによるとアトランティスは1万1600年前に海に沈み滅亡した。そのタイミングはヤンガードライアス期の終わりと一致する。ヤンガードライアス期の終わりにいったい何が起きたのか?
突如訪れた寒冷期「ヤンガードリアス」と「彗星衝突」のダブルインパクト。
約1万2800年前、地球は氷期から脱し、徐々に暖かくなる過程に向かっていた。ところが、その流れは突然、止まります。
北半球ではわずか1年以内に平均気温が約10℃も低下し、その寒冷な状態はおよそ1200年間続いたのです。この現象は「ヤンガー・ドリアス期」と呼ばれ、現在でも原因をめぐる議論が続いています。
伝統的な説明では、北米にあった巨大な氷河湖(アガシズ湖など)の氷のダムが決壊し、淡水が北大西洋に大量流入したことで海流(熱塩循環)が停止し、寒冷化が始まったとされます。
しかし、一部の研究者はまったく異なる視点からこの出来事に挑んでいます。
それが「ヤンガー・ドリアス・インパクト仮説」です。
この説によると、地球は分解途中の彗星と遭遇し、空中爆発や地表への衝突が連続的に発生。極軸の頭を弾かれた地球はブレながら自転。その衝撃で氷床が不安定化し、大規模な洪水と気候変動が引き起こしたという。
この仮説は、世界各地の地層から「マイクロスフェルール(微小ガラス球)」や「白金・イリジウムの異常濃度」、さらには「ナノダイヤモンド」などの地球外物質が発見されたことで注目を集めました。
しかし、これらはすべて陸上の浅い地層からの発見であったため、「汚染の可能性がある」「信頼性に欠ける」として、多くの科学者から批判を受けます。
しかし、それらが海底からも見つかった!
彗星衝突原因説によれば、その当時気候が急激に寒冷化し、それが1300年の間続いたのは、彗星の衝突が原因。当時、気温は平均10度も下がり、とりわけ中東においては乾燥も進んだ。
こうした気候の激変が、マンモス、サーベルタイガー、アメリカンホース、アメリカンキャメルといった多くの大型動物の絶滅を加速させた。また北アメリカのクローヴィス文化が滅んだのもこの時期だ。
このように、彗星衝突説は長らく「眉唾もの」と見なされてきましたが、今回の発見がその流れを変えた。
しかし、もっとも恐ろしい問題は地球という惑星の性質にあった。ほぼ2万年に一度、地殻がずるっと滑り地表に貼りついていた文明は壊滅していた。地球の5大陸で滅亡前の文明の電磁駆動作業船を発見した。私たちは6度目の人類だった。
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