真面目な人ほど、先に壊れていく。
責任感の強い人に仕事が集中し、善意や「やりがい」が制度の欠陥を埋める燃料になっていく――。
本書は最低賃金そのものを論じる本ではありません。
外食チェーン、家電量販店、自治体、就労支援、YouTube、ニコニコ動画など、さまざまな現場で見えてきた「真面目な人ほど損をする社会」の構造を、「最低時給社会」という視点から読み解きます。
なぜ属人化が進むのか。
なぜ改善する人ほど疲弊するのか。
なぜ「自己責任」という言葉が問題を見えなくするのか。
そして、なぜ善意が社会を支えながら、同時に人を壊してしまうのか。
賃金論ではなく、人間を消耗させる社会設計そのものを問い直す一冊です。
「何かがおかしい」
その違和感を抱え続けてきたすべての人へ。
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