乾いた寒空が不穏に広がる、大晦日前の東京。
モスクワ交響楽団を装ったロシア人武装集団が、都内の高級ホテルを占拠。広間で忘年会に興じていた外資系企業の大勢の社員たちが人質となる。
ホテルは瞬く間に要塞化。スキャンダルに揺れる首相官邸では対策会議が開かれるものの、決断できない政府は混迷を極めていた。
そんななか、深夜のL.A.国際空港に降り立った凄腕の日本人シカリオ(暗殺者)。CIAの依頼によりロシア人武装集団の抹殺を依頼され、軍用機で東京へ送り込まれる。
突きつけられた期限まで、残された時間はわずか──。
ロシア人武装集団の真の目的は何なのか。その裏で動くアメリカの思惑とは。そして、臨時対策本部に紛れ込んだフィクサーの正体は。
夜明けとともに警察の人質救出作戦が開始される。人質は無事に救出されるのか。複数の思惑が交錯するなか、東京のど真ん中が戦場と化す──。息をつく暇もない、怒涛のノンストップ・サスペンス!
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