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『行政によるアートマネジメント人材育成事業の現状と課題 ——「とよたまちなか芸術祭」から市民と行政の〈好循環〉を考える——』
安藤麻里亜
著
京都芸術大学アートプロデュース学科
権限:管理者
【データ本】
2026.02.06
10inch版 48㌻ 無料
【紙本】
未販売
2026.03.25
10inch版 48㌻ 770円
近年、行政による市民を対象にしたアートプロジェクトの企画・運営を担う「アートマネジメント人材育成事業」が活発になっている。愛知県豊田市で2018年度より行われている「市民によるアートプロジェクト推進事業」も、そのうつの1つである。筆者は豊田市出身であり、本事業に影響を受けてアートマネジメントの道を志した。だが、次第にこの事業には課題があることが分かってきた。 研究対象には「市民によるアートプロジェクト推進事業」と、その代表的な事業であり、2020年度より市民によって企画・運営される「とよたまちなか芸術祭」を取り上げた。本論文では、文化政策やアートマネジメント人材が何であるかを整理した上で、「とよたまちなか芸術祭」に携わる市民ディテクターや公益財団法人豊田市文化振興財団職員へのインタビューを行った。 結論として、市民を対象としたアートマネジメント人材育成事業の持つ〈行政の都合を市民へ背負わせてしまう〉危険性を指摘する。また、市民には「本来的な創造性」が備わっていることに着目し、アートプロジェクトを巡る市民と行政のより良い〈好循環〉の姿を示した。
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