BCCKSをホーム画面に追加できます
針金の蔓に、アルミ箔の花びら。銀色の植物で埋め尽くされた小さな裏庭。 大切な人を失い、自分だけが生き残った小春は、銀色の植物を増やしつづける。見守る大学生の弟と、その友人や彼女。ある日、小春が亡くした「大切な人」の娘・菜津が、銀色の庭を訪ねてくる。父の死の真相を知るために。 現実の中にある美しさと悲しみを描いた、日常の物語。 2002年に京都で上演された戯曲作品。
電子:62㌻/336.2KB/A5変形サイズ EPUB:1.2MB
いいね!
Tweet
1981年、大阪市生まれ。京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科卒業。2002年京都で『いのちより、たいせつなもの』を上演以降、劇作家・演出家として活動。ほかの上演作品に『coal tar【コールタール】』『神様にしか解けない智慧の輪』『まわた』『七色の私』『馬鹿』『ゆれる部屋』などがある。
本を入手していないとコメントは書けません。
文芸
電子版 550円