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『スティーヴンソンの欧州カヌー紀行』
ロバート・ルイス・スティーヴンソン
著
エイティエル出版
ノンフィクション
権限:管理者
【データ本】
2021.10.07
新書版 342㌻ 400円
【紙本】
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・ロバート・ルイス・スティーヴンソンの An Inland Voyage の新訳。 ・中島敦の『光と風と夢』(現代表記版)も併載。 ロバート・ルイス・スティーヴンソンは『宝島』や『ジキル博士とハイド氏』などの作品で知られる十九世紀イギリスの作家で、晩年(というか、四十四歳で死亡しているので短すぎるその人生の後半)は、転地療養に適した土地を探した末に、南太平洋のサモアに妻と移り住み、その地で没しました。 この紀行は、二十代のスティーヴンソンが友人と二人で大陸(ヨーロッパ)にカヌーを持ちこみ、川や運河づたいに旅をした記録です。 未来の世界的ベストセラー作家がまだ無名だった若き日の、好奇心旺盛で、冒険やキャンプなどのアウトドア大好き青年だったころの、時代の最先端をいくセーリング・カヌー(ロブロイ・カヌー)を用いた川旅で、ヨーロッパの大河を上流に向かって必死に漕いだり、スリル満点の急流下りを楽しんだり、風がよければ帆走したりと、鉄道や馬車など普通の旅行手段ではとうてい味わえないスリルや緊張感や楽しみに満ちています。 本書の後半には、サモアに移住したスティーヴンソンの晩年を描いた中島敦の『光と風と夢』を併載しています。 中島敦も気管支ぜんそくの転地療養をかねて西太平洋パラオの南洋庁に勤務した経験があり、スティーヴンソンには大いに共感するところがあったようです。 『山月記』の虎になった主人公にも、『光と風と夢』のスティーヴンソンにも、三十三歳で夭折することになる中島敦自身の強い自己投影が感じられます。 目次 はじめに スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 現代表記版 光と風と夢(中島敦) 訳者あとがき
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『スナーク号の航海』
ジャック・ロンドン
著
エイティエル出版
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【データ本】
2020.11.06
新書版 424㌻ 無料
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『よくわかる潜伏キリシタン関連遺産』
潜伏キリシタン研究会
著
エイティエル出版
旅行
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【データ本】
2018.10.06
新書版 132㌻ 550円
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『黒曜石の記憶』
岸田啓
著
エイティエル出版
SF・ホラー・ファンタジー
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【データ本】
2018.05.13
10inch版 240㌻ 550円
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EPUB DL数1冊【紙本】
販売中
2018.05.09
10inch版 256㌻ 1,732円
いまから五千年ほど前、九州南西岸を丸木舟が北へ向かっていた。海が荒れたこともあって夜の航海を強いられ、残った四隻は霧の切れ間に見えた小さな岬の浜に疲れきって上陸する。そこは三方を山に囲まれた低地で、海に面した東側に潮の流れの速い海峡を隔てて多島海が広がっていた。 彼らは海底火山の大爆発の影響から再生したもの疫病で次々に死者が出るムラを捨て、良質の黒曜石の産地として知られる山と、一日に二度広大な干潟が出現するという豊穣の海を目指して旅に出たのだったが、仲間の離散や失踪、妊娠などのため、その岬で停滞を余儀なくされた。 生と死、漁と猟、子供の成長と家族の絆が紀元前三千年の日々の生活や季節の変化とともに展開されていく。
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『コナン・ドイルの海洋ミステリーI』
コナン・ドイル
著
エイティエル出版
ミステリー・サスペンス
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2015.03.08
新書版 188㌻ 440円
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『もう一つの9・11』
ネットワーク社会とセキュリティ研究会
著
エイティエル出版
ノンフィクション
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【データ本】
2015.02.16
A5変形版 148㌻ 440円
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2015年2月16日更新 誤記の修正 ………………………… 二〇〇一年九月十一日、アメリカン航空とユナイテッド航空の旅客機がマンハッタンの世界貿易センターのツインタワーに相次いで激突した。その一週間後、アシュクロフト米司法長官は同時多発テロとの関連が噂される新種のコンピューターウイルスについて警告を発し、FBIが捜査を開始した。 ニムダと呼ばれるこのウイルスは、日本でも短期間に急激に拡大していった。 一方、二十一世紀最初の年の情報通信白書は、日本が高速大容量の「ブロードバンド元年」を迎えたと強調したが、皮肉にもネットワークを利用した新しく強力なコンピューターウイルスが次々に登場して過去の記録を塗り替え、ネットワーク型ウイルス元年と呼ばれるに至る。コンピューターウイルスを軸にネットワーク社会の抱える問題点を追う。
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『老水夫行(口語訳)』
サミュエル・テイラー・コールリッジ
著
エイティエル出版
文芸
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2015.02.16
A5変形版 208㌻ 220円
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『新版電脳田舎暮らしのススメ』
岸田啓
著
エイティエル出版
ノンフィクション
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【データ本】
2015.01.21
新書版 404㌻ 440円
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二〇一四年五月に日本創世会議が公表した「二〇四〇年には全国八九六市区町村が消滅の危機に直面する」という試算結果は日本の社会に衝撃を与えた。日本ほど政治のみならず経済や文化も首都である東京とその周辺に一極集中している国は、世界でも珍しい。とはいえ、少子化による人口減少と東京一極集中がここで論じられているわけではない。田舎暮らしの本は数多いが、都市に住む生活者の実感とあまりにかけはなれている。現代社会は、インターネットをはじめとするネットワークが張り巡らされた高度な情報社会である。日常の生活においても、コンピューターとは切っても切り離せない――にもかかわらず、そういうハイテク技術の恩恵には背を向けて「日本昔ばなし」の世界に閉じこもってしまうのでは、将来に対する展望は開けない。 その意味で、天草諸島に住みながらハイテク(電脳)を駆使して東京にいるときと同じ仕事をし、東京並みの報酬を得る、という著者のスタンスは明確だ。 この本が出版された当時はスマートフォンやタブレットはまだ存在せず、フェイスブックやツイッター、ラインなどの影も形もなかった。そういう時代から、コンピューターネットワークを駆使して田舎暮らしを実現させている。その内容は今日でもまったく古くなっていない。
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