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『ヨーロッパをカヌーで旅する』
ジョン・マクレガー
著
エイティエル出版
ノンフィクション
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【データ本】
2024.10.02
新書版 398㌻ 500円
【紙本】
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2024年10月1日更新 書式を修正しました。 ………………………… 2024年10月1日更新 発行日を2024年10月5日に設定。 ………………………… 現代ツーリングカヌーの生みの親、ジョン・マクレガーによるロブロイ・カヌーを用いた伝説の航海記の本邦初訳。 セーリングも可能な自設計の木製カヌー「ロブロイ」に乗り、英国テムズ川を手はじめに、欧州大陸のライン川やドナウ川などの大河とその源流域、スイスの湖、パリを流れるセーヌ川などをカヌーで旅した航海記。 本書は当時の欧米でベストセラーとなり、フランスのナポレオン三世から当時無名の文学青年だった『宝島』の作者ロバート・ルイス・スティーヴンソンにいたるまで、多く人々に影響を与え、まったく新しい旅の形としてのツーリングカヌーを広く世に知らしめた。
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『オープン・ボート、青いホテル、モンスター』
スティーヴン・クレイン
著
エイティエル出版
文芸
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【データ本】
2024.07.05
新書版 288㌻ 無料
【紙本】
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米国の自然主義文学の先駆とされる作家、スティーヴン・クレインの一連の短編の新訳。 アーネスト・ヘミングウェイは二十代の若い作家志望者に助言を求められ、トルストイの『戦争と平和』や『アンナ・カレーニナ』、ドフトエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』など世界文学の古典が並んでいるが、そのリストのトップに記されているのが、スティーヴン・クレインの『青いホテル』と『オープン・ボート』という二つの短編だった。 クレインは二十八歳で早世したため作品の数も多くなく、著名とはいえないがフォークナーやヘミングウェイなど後の世代の作家にも大きな影響を与えた。 『オープン・ボート』は、スペインからの独立を画策しているキューバに新聞社の通信員として取材に向かうために乗っていた船が沈没し、漂流した末に生還したという作者自身の実体験に基づいている。 クレインはその体験を新聞にノンフィクションの手記として記載し、その半年後に小説『オープン・ボート』として雑誌に発表している。 手記では状況について事実に即して簡潔に報告しているが、小説では、全長三メートルの手こぎボートに乗った四人の心の動きに焦点をあて、状況の説明を極力はぶき、極限状況における心理劇として再構築している。 本書では新聞に掲載された手記と小説の両方を訳出しているので、同じ事故をめぐるノンフィクションとフィクションを読み比べることで、すぐれた作家の創作手法や意識の違いがはっきり読み取れる。 『青いホテル』はオープン・ボートとは逆に心理描写がなく、登場人物の目に見える行動のみを追うことで、東部からの旅行者の不条理な死の顛末を描いている。簡潔で乾いた文体でつづられ、ヘミングウェイの短編集に入っていてもさほど違和感がない作品。 『新しい手袋』と『モンスター』はワイロムヴィルという中西部の架空の町を舞台にした作品。 前者は子供の家出騒動について、子供の視点から心の動きを克明に描いた佳品。後者では医師の家庭で起きた火災をめぐって、人間の誠実さとは何か、小さな共同体における人の噂や社会の空気、フェイクやヘイトといったものの持つ力などが描かれ、SNS全盛の二十一世紀のネット社会の縮図を見るよう。あまりに現代的で、現代にこそ通じる作品である。 目次 はじめに 新しい手袋 スティーヴン・クレインの実体験にもとづく遭難についての手記 オープン・ボート 青いホテル モンスター 訳者あとがき
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『六分儀と天文航法入門』
海洋冒険文庫
著
エイティエル出版
その他
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【データ本】
2023.12.21
新書版 178㌻ 550円
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2023年12月21日更新 図版等の確認をいたしました。 ………………………… 六分儀とは、天体の海面からの高さ(角度)を測定する航海用具。天文航法とは、天体を観測することで目印のない大海原での自分の位置を知って目的地まで航海すること。 GPS全盛の時代になぜこんな時代錯誤な本を出すのかって? そりゃ「おもしろいから」「楽しいから」に決まっています。 オートマ全盛の時代にわざわざマニュアル車を探して乗っている人いますよね。ラインやメールで瞬時に連絡できるのに、時間をかけて絵手紙を描いている人いますよね。エアコンのきいたホテルには泊まらず汗だくになってテントを設営している人いますよね。あれですよ、あれ。 コスパやタイパが最優先される日常では得られない「何か」がそこにあるのでは、と思いませんか。 本書では、60年ほど前に独学で天文航法を勉強した23歳の堀江謙一青年が日本人として初めてヨットで太平洋を横断したときと、少なくとも同等レベルの、しかし、大航海時代のコロンブスやマゼランよりはるかに精度の高い天文航法の知識を身につけることを目標にしています。 本書はウェブの海洋冒険文庫に連載されて好評だった「世界一わかりやすい天測術」に、さらに全面的に手を加えて、わかりやすくまとめたものです。 目次 はじめに 第一部 これだけは押さえておきたい基本 第一章 船の位置を知る方法と手順(緯度と経度を求める) 第二章 六分儀の操作と実際の手順 第三章 観測した値を改正する意味と手順 第四章 太陽が見えないときの推測航法 第二部 知の迷宮への招待 第一章 子午線高度緯度法 第二章 六分儀の使い方のヒント 第三章 北極星緯度法 第四章 航海術の基礎知識 第五章 位置の線航法 第六章 天文航法に必要なもの 天文航法の用語の英和対照表 あとがき
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『英和対訳 あしながおじさん 統合版』
ジーン・ウェブスター
著
エイティエル出版
語学・留学
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【データ本】
2023.12.15
新書版 798㌻ 330円
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ジーン・ウェブスター Jean Webster の名作『あしながおじさん Daddy-Long-Legs』の英文と日本語訳を対訳で示し、必要に応じて(受験英語であまり取り上げられない単語や表現を中心に)その意味や説明を添えてあります。 この本の一番の特徴は、前半に対訳式の英文と訳文が並び、後半には英文のみが記載され、しかも、英文の朗読ファイルを利用できるようになっていること。 日本語訳を参考に一通り読んで内容を理解したところで、今度は英文の朗読を聞きながら英書を読むという、目と耳を使った新しい読書体験ができるようになっています。 また、この本の挿絵(さしえ)は、作者ジーン・ウェブスター自身が描いたもの。 「へたうま」というより本当に下手(?)……とはいえ、つい口元がゆるんでしまう味のある絵を楽しむことも読書の楽しみの一つです。 目次 はじめに ゆううつな水曜日 手紙編 英文編
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『海のロマンス』
米窪太刀雄
著
エイティエル出版
ノンフィクション
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【データ本】
2022.07.18
10inch版 520㌻ 550円
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2022年8月30日更新 誤植を訂正しました。 ………………………… 2022年7月18日更新 誤記の修正 ………………………… 2022年7月15日更新 2022年7月18日発行 ………………………… 夏目漱石も激賞した帆船航海記の名著『海のロマンス』(商船学校の練習帆船・大成丸の世界周航記)が現代の言葉で復活。注や帆船用語の説明、図版を大幅に追加し、現代かなづかいに改めた現代表記版。 太平洋を横断して米サンディエゴへ、さらに南太平洋から南米最南端のホーン岬を超えて、アフリカ大陸の喜望峰へ。ナポレオンが流罪になったセントヘレナ島、南米ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ滞在を経て、ふたたび喜望峰経由でインド洋に出て、オーストラリアやインドネシア多島海に寄港後、太平洋を北上し故国へと向かう一年半近くに及ぶ大航海。 その間、太平洋横断後のサンディエゴでの船長の失踪と航海士の不慮の死、赤道無風帯(ドルドラム)の暑さやスコール、南大西洋の大しけ、さらには練習生二名の死亡など、数々の試練に見舞われながらも、総航海距離3万6377海里、465日に及ぶ航海をやりとげ、訪問先の風俗や社会の状況などをユーモアや自嘲、諧謔(かいぎゃく)をまじえて独特の文章でつづった、日本人による帆船航海記の決定版。 目次 はじめに 夏目漱石の序 はしがき さらば芙蓉峰――いざ太平洋横断へ 帆船のロマンス アンクルサムと彼の郷土――米サンディエゴ滞在 百十七日陸を見ず――太平洋南下、ホーン岬を経て喜望峰まで 南アフリカの南端――ケープタウン滞在 セントヘレナ――ナポレオンが流罪となった島へ 鹿と亀とカメレオン――南大西洋を西進し南米へ 南洋より故国へ――インドネシア多島海を経て再び太平洋へ あとがきに代えて
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『スティーヴンソンの欧州カヌー紀行』
ロバート・ルイス・スティーヴンソン
著
エイティエル出版
ノンフィクション
権限:管理者
【データ本】
2021.10.07
新書版 342㌻ 400円
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・ロバート・ルイス・スティーヴンソンの An Inland Voyage の新訳。 ・中島敦の『光と風と夢』(現代表記版)も併載。 ロバート・ルイス・スティーヴンソンは『宝島』や『ジキル博士とハイド氏』などの作品で知られる十九世紀イギリスの作家で、晩年(というか、四十四歳で死亡しているので短すぎるその人生の後半)は、転地療養に適した土地を探した末に、南太平洋のサモアに妻と移り住み、その地で没しました。 この紀行は、二十代のスティーヴンソンが友人と二人で大陸(ヨーロッパ)にカヌーを持ちこみ、川や運河づたいに旅をした記録です。 未来の世界的ベストセラー作家がまだ無名だった若き日の、好奇心旺盛で、冒険やキャンプなどのアウトドア大好き青年だったころの、時代の最先端をいくセーリング・カヌー(ロブロイ・カヌー)を用いた川旅で、ヨーロッパの大河を上流に向かって必死に漕いだり、スリル満点の急流下りを楽しんだり、風がよければ帆走したりと、鉄道や馬車など普通の旅行手段ではとうてい味わえないスリルや緊張感や楽しみに満ちています。 本書の後半には、サモアに移住したスティーヴンソンの晩年を描いた中島敦の『光と風と夢』を併載しています。 中島敦も気管支ぜんそくの転地療養をかねて西太平洋パラオの南洋庁に勤務した経験があり、スティーヴンソンには大いに共感するところがあったようです。 『山月記』の虎になった主人公にも、『光と風と夢』のスティーヴンソンにも、三十三歳で夭折することになる中島敦自身の強い自己投影が感じられます。 目次 はじめに スティーヴンソンの欧州カヌー紀行 現代表記版 光と風と夢(中島敦) 訳者あとがき
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『スナーク号の航海』
ジャック・ロンドン
著
エイティエル出版
ノンフィクション
権限:管理者
【データ本】
2020.11.06
新書版 424㌻ 無料
【紙本】
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『よくわかる潜伏キリシタン関連遺産』
潜伏キリシタン研究会
著
エイティエル出版
旅行
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【データ本】
2018.10.06
新書版 132㌻ 550円
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EPUB DL数1冊【紙本】
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『黒曜石の記憶』
岸田啓
著
エイティエル出版
SF・ホラー・ファンタジー
権限:管理者
【データ本】
2018.05.13
10inch版 240㌻ 550円
閲覧数3冊
タチヨミ数26冊
デバイスDL数0冊
EPUB DL数1冊【紙本】
販売中
2018.05.09
10inch版 256㌻ 1,732円
いまから五千年ほど前、九州南西岸を丸木舟が北へ向かっていた。海が荒れたこともあって夜の航海を強いられ、残った四隻は霧の切れ間に見えた小さな岬の浜に疲れきって上陸する。そこは三方を山に囲まれた低地で、海に面した東側に潮の流れの速い海峡を隔てて多島海が広がっていた。 彼らは海底火山の大爆発の影響から再生したもの疫病で次々に死者が出るムラを捨て、良質の黒曜石の産地として知られる山と、一日に二度広大な干潟が出現するという豊穣の海を目指して旅に出たのだったが、仲間の離散や失踪、妊娠などのため、その岬で停滞を余儀なくされた。 生と死、漁と猟、子供の成長と家族の絆が紀元前三千年の日々の生活や季節の変化とともに展開されていく。
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『コナン・ドイルの海洋ミステリーI』
コナン・ドイル
著
エイティエル出版
ミステリー・サスペンス
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【データ本】
2015.03.08
新書版 188㌻ 440円
閲覧数2冊
タチヨミ数21冊
デバイスDL数0冊
EPUB DL数0冊【紙本】
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『もう一つの9・11』
ネットワーク社会とセキュリティ研究会
著
エイティエル出版
ノンフィクション
権限:管理者
【データ本】
2015.02.16
A5変形版 148㌻ 440円
閲覧数3冊
タチヨミ数31冊
デバイスDL数0冊
EPUB DL数0冊【紙本】
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2015年2月16日更新 誤記の修正 ………………………… 二〇〇一年九月十一日、アメリカン航空とユナイテッド航空の旅客機がマンハッタンの世界貿易センターのツインタワーに相次いで激突した。その一週間後、アシュクロフト米司法長官は同時多発テロとの関連が噂される新種のコンピューターウイルスについて警告を発し、FBIが捜査を開始した。 ニムダと呼ばれるこのウイルスは、日本でも短期間に急激に拡大していった。 一方、二十一世紀最初の年の情報通信白書は、日本が高速大容量の「ブロードバンド元年」を迎えたと強調したが、皮肉にもネットワークを利用した新しく強力なコンピューターウイルスが次々に登場して過去の記録を塗り替え、ネットワーク型ウイルス元年と呼ばれるに至る。コンピューターウイルスを軸にネットワーク社会の抱える問題点を追う。
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『老水夫行(口語訳)』
サミュエル・テイラー・コールリッジ
著
エイティエル出版
文芸
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2015.02.16
A5変形版 208㌻ 220円
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デバイスDL数0冊
EPUB DL数0冊【紙本】
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『新版電脳田舎暮らしのススメ』
岸田啓
著
エイティエル出版
ノンフィクション
権限:管理者
【データ本】
2015.01.21
新書版 404㌻ 440円
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タチヨミ数81冊
デバイスDL数0冊
EPUB DL数0冊【紙本】
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二〇一四年五月に日本創世会議が公表した「二〇四〇年には全国八九六市区町村が消滅の危機に直面する」という試算結果は日本の社会に衝撃を与えた。日本ほど政治のみならず経済や文化も首都である東京とその周辺に一極集中している国は、世界でも珍しい。とはいえ、少子化による人口減少と東京一極集中がここで論じられているわけではない。田舎暮らしの本は数多いが、都市に住む生活者の実感とあまりにかけはなれている。現代社会は、インターネットをはじめとするネットワークが張り巡らされた高度な情報社会である。日常の生活においても、コンピューターとは切っても切り離せない――にもかかわらず、そういうハイテク技術の恩恵には背を向けて「日本昔ばなし」の世界に閉じこもってしまうのでは、将来に対する展望は開けない。 その意味で、天草諸島に住みながらハイテク(電脳)を駆使して東京にいるときと同じ仕事をし、東京並みの報酬を得る、という著者のスタンスは明確だ。 この本が出版された当時はスマートフォンやタブレットはまだ存在せず、フェイスブックやツイッター、ラインなどの影も形もなかった。そういう時代から、コンピューターネットワークを駆使して田舎暮らしを実現させている。その内容は今日でもまったく古くなっていない。
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