美術家、研究者である著者の第一句集。この３年ほどの作品を収録。

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ギャラリー・ときの忘れもののブログに連載された「美術・北の国から」のすべてを一冊に編集したもの。著者が札幌に住んだ1978年から1982年の4年間での美術的な経験をもとにその時期の札幌美術シーンを記録したもの。

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新宿・落合地域には大正末期から多くの文化人たちが住んだ。画家、文学者、写真家、建築家などなど。中村彜、佐伯祐三、村山知義、柳瀬正夢、竹中英太郎、尾崎翠、板垣鷹穂、林芙美子、中野重治、壷井栄といった興味深い面々が暮らしていたのであった。その足跡を散歩という「フィールドワーク」によって考察していったのが本書である。落合はアヴァンギャルドの故郷、モダニズム文学、モダンフォト（新興写真）の故郷、プロレタリア文化の前衛であったことがわかる。知的な刺激あふれる散歩をこの一冊で。

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新宿・落合地域に住んだ画家たちの足跡を訪ねる散歩を文章にしています。ギャラリーのブログに１年間連載されたものをまとめています。登場するのは佐伯祐三、中村彜、村山知義、柳瀬正夢、松本竣介、堀野正雄、瀧口修造といった豪華メンバーたち。ぜひ、散歩のおともに。

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札幌で発行されている雑誌『がいこつ亭』に連載されている中村真知子の映画に関するエッセイ集です。２か月に１度の頻度で発行されていた雑誌なので、その期間に上映された映画を見て、時々の社会状況と関連づけて書かれています。映画をモチーフにした状況論としても楽しめます。名画の解説やハリウッドのメジャー映画ではなく、単館上映されるようなヨーロッパや日本、アジア制作の名画が描いた世界観を時代状況と照らして書いています。

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