実際の相談現場には、判断しなければならない瞬間がしばしばあります。常に知識も情報も技能も人材も不十分な中で、ベストな選択ができなくても、よりベターな選択を探し、あきらめることなく目の前の問題に対処し続けている職員たち。本書は、助言集の形を借りたそんな職員たちの1年間の記録です。下巻として1年間の下半期を収録しています。こども家庭相談に関わる職員全般に役立つ情報、職員の育成に関わるスーパーバイザーの考え方を読むうちに、何のために相談員をしているのか、スーパーバイザーとして何を目指すのかを考えたくなる一冊です。
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