人はなぜ、「予想」というかたちで未来を見ようとするのだろうか? 今、眼の前で行われている競馬レースを、さっぱり当てることすらできていないのに。
『食べる!競馬場』『ウマをめぐる旅』の著者が贈る競馬エッセイ集、第3弾。今回のテーマはずばり「予想」。馬やら人やら競馬場、さらには労働環境に振り回されながらも、知恵を絞って立ち向かう。
常識にとらわれない、新感覚の競馬予想エッセイ。的中金額だけでは語り尽くせないドラマが、この一冊にある!
【目次】
◇はじめに
◇的中に再現性はいらない 『情念の競馬予想』
・戸崎圭太2着固定馬単
・さや香の「からあげ」と◎シャフリヤール
・ヒュー・ボウマンを、もう一度
◇水沢競馬場旅行記 『暗闇で一番明るい場所』
◇ギャンブルとは、労働の対価である 『働きながら、賭けながら』
・【小説】逃げ残り
・負け惜しみ
・自分の仕事
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