戦後日本は、中国との関係の「曖昧な決着」を積み重ねてきた。台湾の地位を明言しなかったサンフランシスコ条約、田中角栄の電撃訪中、天安門事件後にいち早く差し伸べた支援。その先にあったのは、歴史を外交カードにされ、経済を武器に威圧され、香港・ウイグル・台湾で進む現実を前に立ちすくむ日本の姿だった。
「友好という幻想」と「依存という現実」――戦後80年の日中関係史を著者・鹿島公胤(KASSI)が独自の視点で読み解き、日本がこれから選ぶべき「第三の道」を提言する一冊。
本文約81,000字。
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