日本国憲法は「GHQに押し付けられた」のか。それとも、日本人が選び取ったのか。
この問いに、黒船来航から順に答えを探す歴史ノンフィクションです。ペリー来航、明治維新、日清・日露戦争、満州事変、真珠湾、敗戦、GHQ占領、憲法制定、冷戦、日米安保、高度経済成長までを、一本の流れとしてたどります。
GHQが憲法づくりに深く関わったのは事実です。しかし「全部アメリカが勝手に作った」とも言い切れません。松本案とGHQ草案、日本側との交渉、帝国議会での修正を、史実に沿って見ていきます。「押し付け」と「受け入れ」は両立するのかも考えます。
終章では、憲法第9条への自衛隊明記、緊急事態条項、地方自治、教育、国民投票など、いま議論されている憲法改正の論点を取り上げます。1946年の日本人と2026年の日本人は、憲法をどう選ぶのか。
どちらかの立場に寄せず、事実と評価を分けて示します。各節の末尾には著者の考察(KASSI考察)を置きました。憲法を「過去の問題」ではなく「これから自分たちで決める問題」として考えたい人へ。本文約295,000文字
歴史と憲法を考えるシリーズ 第1巻
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