世紀をまたいで人びとを魅了し続ける、謎の古文書
ヴォイニッチ手稿は、1912年イタリアで発見された謎の古文書です。
高価な羊皮紙に、未知の文字が記され、この世に存在しない植物や、摩訶不思議な図案がびっしり描き込まれています。
作者は不明――
書かれている内容も不明――
一体だれが何のために……?
この不可思議な書物は、発見以来、世界中の人々を魅了してきました。
学者からコレクター、暗号の専門家に到るまで、さまざまな頭脳が血眼になってこの書物の解読を試みましたが、現在にいたるまで、その内容は解明されていません。世界でもっともミステリアスな奇書――といえるでしょう。
本書には現存する「ヴォイニッチ手稿」を二百数十ページにわたり、可能なかぎり全収録しています。
ヴォイニッチ手稿を解読した人類はまだいません。つまり、あなたが謎を解明する最初の人間になるかもしれないのです。世界でもっとも奇妙なこの書物の魅力に、あなたもぜひ酔いしれて下さい。
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