時代を超えて人々を魅了する『北斎漫画』の世界――
日本が生んだマンガ(MANGA)文化の元祖!
世界に誇るクールジャパンのさきがけ!
天才絵師・葛飾北斎は、この『北斎漫画』のなかに風俗、人物、動植物から妖怪や神様にいたるまで、森羅万象ありとあらゆるものを描き尽くしました。
その数は約四千図にもおよんでいます。
まさにこれは壮大な絵の百科事典なのです。
北斎自身はこれらを「気の向くままに漫然と描いた画」とよび、そこから『北斎漫画』と名付けました。
【第2巻の収録内容紹介】
第2巻には北斎漫画シリーズ全十五編のうち四編から六編の3冊分を収録しています。
《四編》
この『四編』には日本や中国の伝説上の偉人や、草花、木々、十二支の動物などが描かれています。特にこの編で数多く描かれている鳥類の詳細な図絵の美しさには目を見張るものがあります。
《五編》
この『五編』には神社の鳥居や寺の屋根など、宗教関係の建築物が数多く描かれています。
神社仏閣にほどこされた飾り彫りまで見事に描き込まれており、ついじっくりと見入ってしまいます。
《六編》
この『六編』には、人間のさまざまな動作が数多く描かれています。
弓を引く人や乗馬する人、剣術、槍術の試合風景、鉄砲など武術関係の絵に焦点が当てられているのが特徴です。
躍動感のある人物の動きは、ずっと見ていても飽きることがないでしょう。
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