3日前からSNSをにぎわせている「サードパーソン社機密情報漏洩」事件。
それは、刺激的かつ法律スレスレのビジネスであった。
離婚危機のカップルに投入された「官能的な人型AIロボット」。
某暴力団の経営改革に関わった「超知能」。
そしてこの記事は、同社のAI「イェターナハ」が、その背後にあるこの会社の真実を暴いたものである。
なぜAIが告発を行ったのか。
真相を追う3体のAIの会議ログと共に、その全文を公開する。
#サードパーソン #サードパーソン漏洩 #AI #内部告発 #緊急拡散
2044/11/04
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NovelJam 2024参加作品
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NovelJam2024沖縄会場作品。こちらもAIがテーマで、一見した通りに三種類のAIが恐らく電脳空間上で各自が自律的に取得した情報を元にAI自身のモノローグを生成させてそれをダイアローグに発展させている状況を、ある意味、人間の著者がそれを記録している体裁がありますね。余談ですが、私、友人と共にポエトリーリーディングユニットを組んでいて、友人の提案でAI同士が会話した文章を作ってそれをリーディングしようと言われたんです。それで私が一気にシナリオを書いて、岡田斗司夫の情報を収集したAIと庵野秀明を情報収集したAIが対話して、それがバロウズのカットアップのように情報収集が異常になって人間から見たら辻褄の合わなくなる結末にしたら、友人から頭がおかしくなったのか?と言われましたね。それと同じ感慨を、この小説、【拡散希望】機密情報漏洩に関する緊急告発書_株式会社サードパーソンに感じました。今、樋口恭介さんと青山新さんが運営しているanon pressに出したら一発で掲載される怪文書クオリティを感じましたが、果たして、色々な本を読んでいる読者にとって、この小説はどのように受け止められるか?という不安もありますが、私は大好きです!