「わたしは、あの人たちと縁を切る」
結納金をめぐる母の暴走。双子の姉・蘇瑛(スー・イン)の、境界を越えてゆく嫉妬。
実家との因縁がついに臨界点を迎えたとき、蘇凛(スー・リン)はもう、逃げなかった。
隣には、彼女の刃になると誓った夫がいる。
「彼女を傷つけた者は、誰ひとり許さない」
そして、最後の秘密が明かされる。
首すじの青い痣。十七歳の、土砂降りの雨。あの日の「僕が証明する」。
十年越しの片思いの、答え合わせが終わるとき――二人は、最初に愛し合った場所へ帰る。
西海岸の、日暮れの黄昏どき。
君はロマンスを連れて、僕のユートピアへ堕ちてきた。
そして僕は、君が振り向くその日を、ずっと待っていた。
十年分の愛の、堂々完結。
※全三巻の第3巻です。
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