「どうしたんですか? その首の痣……」
白い女に首を絞められる悪夢を見た日を境に会社員、生田亮(いくたりょう)の周囲の女性が次々と不幸に見舞われる。自分の身になにが起きているのか不安に思った亮は霊感のある同僚から“ナ二”かが憑いていると告げられて──?
NovelJam 2025 参加作品
本を入手していないとコメントは書けません。
これも㈱地獄と同じようにプロット聞いた段階で面白そうだなと思った作品。プロットの段階ではエンタメで突っ走るかなと思いきや、完成品を読み始めるとじわじわと迫るホラー感覚が。あまりにもじわじわし過ぎてるのでちょっと冗長かなと思い始めた段階で、実はホラー小説ではなくて……というヒネりがあるのは感心しました。ちょっとだけ筒井康隆みたいかな。著者さんの他の作品も読んでみたくなりますね。才能あると思いますよ。
ニュース
10inch版 2,508円
電子版 1,320円