かごしま文化情報センター(KCIC)

KCIC BOOKS

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冊数 20 冊

紙本 9 冊

更新 2017.03.31

ジャンル アート10 暮らし全般2 デザイン2 旅行1

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アートを軸に、ジャンルを超えた表現活動を発信する鹿児島市の文化情報センター。KCIC BOOKSでは、文化情報の編集・発信を通して、未来を考えます。

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    • 都に霞むアムリタ(上)

      皮膚を溶かし人類を苛む雨が降る世界で、人々を救うために死ぬ運命を背負った六人の子供たち【マキナレア】。彼らは束の間の救済を求めて人類に背を向ける。歩む先に広がる蓮華草の花畑で【魅了】のマキナレア・モンゴメリは忘れていた【始まりの記憶】を取り戻すが、それは一人の孤独な救世主と、愛を知らないアルケミストの悲しい絆の物語だった――。

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    • 花の魔法と画家(一)

      花咲き誇る世界≪マグ・メル≫の花魔法使いアズは、ある時花を枯らす能力を持った少年ユークと出会う。ユークを助けたことで政府に追われる立場となったアズは、ユークと、反逆者カイヤと共に世界を駆け巡る。やがて三人が辿りついたのは世界の悲しい真実で――。

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    • 愚者の螺旋劇場

      夢は、有益だ、そいつは想像力を働かせる。そのほかはすべて失望と疲労を与えるだけだ。僕の旅は完全に想像のものだ。それが強みだ。 それは生から死への旅だ。ひとも、けものも、街も自然も一切が想像のものだ。これは小説、つまりまったくの作り話だ。リトレもそう定義している。まちがいない。 それに第一、これはだれにだってできることだ。目を閉じさえすればよい。 すると人生の向こう側だ。 (ルイ=フェルディナン・セリーヌ『夜の果てへの旅』)

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    • 青橙の春

      あの頃は毎日が祝祭だった。 甘く切ない瞬間の持続が僕たちの時間の正体で、拒むものなど何ひとつなかった。 一切が美しくそして敵意に満ちていて、失望もまた甘い自己陶酔なのだった。 だから、あの頃の僕たちは遠い果てなどではなく、《現在─此処》にこそ執着して、脳裏に幽霊のような女神の貌をなぞる。 ぼくはあのとき、たしかに「季節外れのサクラ」を見た。 だから……と言っていい、最後まで希望を捨てきれないままなのだ。

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