
おうきのくにやしょてん
王木伊国屋書店

おうきのくにやしょてん
王木伊国屋書店
冊数 1 冊
紙本 1 冊
更新 2015.04.21
ジャンル 文芸1
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アワーミュージック
王木亡一朗自選短編集「アワーミュージック」
短編集「他人のシュミを笑うな」「LaLaLaLIFE」「kappa」から、一作ずつ、月刊群雛04月号に掲載された「母の上京」、表題作の書き下ろし短編「アワーミュージック」を収録した短編集です。
「アワーミュージック」
——本を読まない人の言葉って、陳腐じゃないですか?
母校である美大の修了制作展で、私は、とある女の子と出会う。
彼女は、キャンパスいっぱいに、物語が綴られた作品を展示していた。
「母の上京」
夏の終わりに電話をかけてきた母は、東京観光に連れて行って欲しいと、僕に言った。
母と二人で出かけることに、多少の照れがあった僕だが、彼女を連れて、出かけることにした。
「明子先生の結婚」
明子先生は、本当に良い先生だった。
だから、彼女には、ずっとそのままでいて欲しかった。
「不揃いのカーテンレール」
夏の日の夜、僕は耐えきれなくなって部屋のカーテンを引きちぎる!
「Any Day Now」
人生お休み中の俺は、公園で孤独なガキに会う。 -
『アワーミュージック』
ライトスタッフ!発行
文芸
2015.04.20
王木亡一朗自選短編集「アワーミュージック」 短編集「他人のシュミを笑うな」「LaLaLaLIFE」「kappa」から、一作ずつ、月刊群雛04月号に掲載された「母の上京」、表題作の書き下ろし短編「アワーミュージック」を収録した短編集です。 「アワーミュージック」 ——本を読まない人の言葉って、陳腐じゃないですか? 母校である美大の修了制作展で、私は、とある女の子と出会う。 彼女は、キャンパスいっぱいに、物語が綴られた作品を展示していた。 「母の上京」 夏の終わりに電話をかけてきた母は、東京観光に連れて行って欲しいと、僕に言った。 母と二人で出かけることに、多少の照れがあった僕だが、彼女を連れて、出かけることにした。 「明子先生の結婚」 明子先生は、本当に良い先生だった。 だから、彼女には、ずっとそのままでいて欲しかった。 「不揃いのカーテンレール」 夏の日の夜、僕は耐えきれなくなって部屋のカーテンを引きちぎる! 「Any Day Now」 人生お休み中の俺は、公園で孤独なガキに会う。
『アワーミュージック』
ライトスタッフ!発行
文芸
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王木亡一朗自選短編集「アワーミュージック」
短編集「他人のシュミを笑うな」「LaLaLaLIFE」「kappa」から、一作ずつ、月刊群雛04月号に掲載された「母の上京」、表題作の書き下ろし短編「アワーミュージック」を収録した短編集です。
「アワーミュージック」
——本を読まない人の言葉って、陳腐じゃないですか?
母校である美大の修了制作展で、私は、とある女の子と出会う。
彼女は、キャンパスいっぱいに、物語が綴られた作品を展示していた。
「母の上京」
夏の終わりに電話をかけてきた母は、東京観光に連れて行って欲しいと、僕に言った。
母と二人で出かけることに、多少の照れがあった僕だが、彼女を連れて、出かけることにした。
「明子先生の結婚」
明子先生は、本当に良い先生だった。
だから、彼女には、ずっとそのままでいて欲しかった。
「不揃いのカーテンレール」
夏の日の夜、僕は耐えきれなくなって部屋のカーテンを引きちぎる!
「Any Day Now」
人生お休み中の俺は、公園で孤独なガキに会う。データ本:220円
紙本:1,100円
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Kappa
中学二年生の沢田ひとしは、子供の頃に川で溺れた。当時の記憶は曖昧だが、最近になって、またその時の悪夢を見るようになっていた。そんな時、ひとしが通う中学校に怪し気な関西弁を話す河西こうじが転校してくる。何かにつけて、ひとしに因縁をつけてくるこうじだったが、ある日、こうじは自分たちは、河童だったと言い出し……。(河童)
旦那が浮気している……? 妙な噂に踊らされる私。人間関係における正しさとは?(正しさ)
悲しみを乗り越える方法は、人それぞれだ。(悲しみ)
彼女の元カレが、プロポーズ? 仕事を辞めてバイトをしている俺は、なんか焦る。(大人は判ってない)
人生お休み中の俺は、公園で孤独なガキに会う。(Any Day Now)
短編集「kappa」
・河童
・正しさ
・悲しみ
・大人は判ってない
・Any Day Now
某サイトで公開していた表題作を加筆修正。
月刊群雛に掲載された短編と書き下ろし三作を含む、
五編の短編集。 -
LaLaLaLIFE
とある夫婦の茶碗にまつわる話
「夫婦茶碗」
男の子だからって何でも買ってもらえる弟の存在が面白くない姉
「ユリコのゆりかご」
赤い絨毯に、トラウマがあるんです。とある探偵のもとに舞い込んだ依頼
「魔法のじゅうたん」
夏の日の夜、僕は耐えきれなくなって部屋のカーテンを引きちぎる!
「不揃いのカーテンレール」
日々の暮らしは、何気ないようでいて、実際はもっと色々なことを思っているのだ。
(『生活のために働いてる』なんていうと、いわゆる意識高い系の人たちに、『仕事って、人生の多くの時間を割くもんだし、我慢して生活のために時間を費やすなんて、すごく虚しいよ』みたいに顰蹙を買うけれど、そういう人たちが、『自己実現のため』とか『より良い人生のため』に働いてるってのも、『人生=生活=LIFE』なんだから、そう変わらないんじゃないかな。『命を懸けて』なんていうけれど、誰だって命は一つしか無いし、生きているってことが既に命懸けだ。だから、生活のため、人生のため、命のため、っていうのは、本当は殆ど同じ意味だ。——本文より)
日々の生活や、そこからちょっとはみ出したエピソードにフォーカスを当てた連作短編です。
王木亡一朗
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今を遡ること約半世紀、1960年代のミャンマー(当時はビルマ)が、東南アジア諸国の中でも一際豊かな文化を謳歌していたことはあまり知られていない。 本書の著者は、ビルマでは珍しい英字新聞『Working People's Daily』を立ち上げ、主に1960年代の半ばから後半にかけ、英語でコラムやエッセイを発表し、ビルマの文化を世界に紹介すると同時に、世界の情勢を国内に伝えることで、ビルマと世界の橋渡し役となっていた。 ビルマの文化や風習から社会風刺に至るまで、機知とユーモアに溢れた筆致で綴られているこれらのコラムやエッセイは、今日読み返してみてもまったく色褪せていないどころか、フェイクニュースや耳触りのよい安直な情報に溢れてしまった現代にあって新鮮な輝きを放つ。
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本書は、伝統的なパッド付きサンプラーであるAKAI社のMPCシリーズ及びその派生系をリアルタイムに叩くパフォーマンスに関する基本的な情報を提供します。 AKAI社のパッド付きハードウェアサンプラー「MPCシリーズ」は、HIP HOPを中心にクラブミュージックのリズムセクションを担う重要な制作機器として浸透しました。 同時に、制作だけではなく「パフォーマンス」のツールとしても使用され、特にリアルタイムにパッドを叩くアートフォームである通称「指ドラム」と呼ばれるスタイルは、本物のドラム演奏とは異なった独自の発展をみせています。 しかし「指ドラム」はギター演奏やピアノ演奏といった伝統的なフォームに比べると、まだまだ情報が不足しているといえるかもしれません。 「指ドラム」に関するTipsは多くあるものの、体系だった情報は少なく、新たに始めたいと思っている人が参考にできるものはほとんどありません。 これは当然「指ドラム」が比較的歴史の浅い文化であるということが第一の原因ですが、同時に本物のドラム演奏の延長と考えられ、「指ドラム」のオリジナリティがまだまだ認識されていないからなのかもしれません。 もちろん「指ドラム」はドラムである以上本物との類似性はありますが、「指ドラム」には「指ドラム」だけの特徴があり、この点に注目することでもっと楽しくプレイできるはずです。 本書ではこの「指ドラム」を独自性のある新たな演奏様式ととらえ、基本的な考え方と具体的な練習内容を提供します。 皆さんの指ドラム生活がより一層楽しくなりますように。
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