ごゆるりと。
空論堂
ごゆるりと。
空論堂
冊数 5 冊
紙本 5 冊
更新 2024.04.27
ジャンル 写真5
カードブック写真集
絵葉書やカードとして使える写真集たちです。電子版は無料です。
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『be』
ハシゴ舎発行
写真
2019.04.15
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『街』
ハシゴ舎発行
写真
2020.05.25
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『見沼』
ハシゴ舎発行
写真
2019.10.03
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『SAKURA』
ハシゴ舎発行
写真
2018.02.19
『SAKURA』
ハシゴ舎発行
写真
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桜の写真集です。電子本は無料です。紙本はカードブックになっておりますので、一枚ずつ切り離して、ポストカードとしてもお使いいただけます。
データ本:無料
紙本:1,270円
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『惜春向夏』
ハシゴ舎発行
写真
2017.05.11
『惜春向夏』
ハシゴ舎発行
写真
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もう春とは呼べなくて、でもまだ夏でもないような、そんな季節の花や木の写真を集めました。電子本は無料です。紙本はカードブックになっておりますので、一枚ずつ切り離して、ポストカードとしてもお使いいただけます。
データ本:無料
紙本:1,000円
book List
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しきのけやき
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古いプログラム言語を操る老人と、介護アンドロイドの秘密とは…… 「世界中の滅びたデジタルの遺産を探している」「そんなことに意味があるのかね」「俺は外の人間だ。外から来て、空白を埋めて、帰る。それでいいと思っている」「あの子を外に連れて行ってくれないか」――突然現れたデジタル考古学者マコトと、ずっと一緒にいたミコロフ爺さんの会話。介護アンドロイドの少年は、部屋の外でそれを聞いた。 古いプログラム言語の仕事を、細々と請け負うミコロフ爺さんただ一人が入居者の老人ホーム。アンドロイドの少年は爺さんと二人、静かに過ごしていた。そんな暮らしが、“外の世界”から来たマコトの乱入で激変する。刺激に満ちた“外”の情報、疑問にも思わなかった、爺さんに発注される“仕事”の真相。珍しいプログラム言語を収集しているというマコトの行動は、爺さんと少年の日常を壊してしまうのだが……。「行け。お前には外の世界がある」――これは老人にそう告げられ、少年が外に旅立つまでの、とある物語。 松永肇一:著 賀屋聡子:編集 NovelJam 2017 海猫沢めろん賞作品
- データ本
- 220円
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走ってもジャンプしても、いつもいちばんびりびりのゴンは、友だちから『いつもいちばんびりの、びりびりびっけ、びりびっけ』と、あだ名で呼ばれていました。 ゴンは、びっけびっけとあだ名で呼ばれるのが、ほんとうは、とてもいやだったのですが『しかたがないや、ボクはなにをしても、いちばんびりの、びりびりのびっけ…びりだから』と、思っていました。 そんなある日のことでした。 ゴンは草原の王様、ライオンにおいかけられました。にげ回るゴンの目の前に、とつぜん地球がパカーンとふたつに割れたような大きくて深い谷があらわれました。 谷の底にはからだがぜんぶ口みたいな怪獣がいて、谷におちたらさいご、ライオンでもゾウでもキリンでもペロッと一飲みにしてしまう。といわれていました。 「どうしよう…どうしよう…」 ゴンは谷を越える自信がありませんでした。 ゴンは谷を前にしてブルブルとふるえていましたが、ふっと、『おまえはね。ほんとうはなんでもできるつよいコギツネなんだよ。ただ、おまえができない。できっこない。と、じぶんで思っているだけなんだよ』と、いつかお母さんがいっていたことを思いだしました。 「よしっ!」 くちびるをギュッとむすんだゴンは、ゆうき、おもいきりゆうきをだして谷越に挑戦しました。