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更新 2021.11.06
飛島ルイの本屋さん
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happykim
熊本大学文学部哲学科芸術学コース卒業 NHK邦楽技能者育成会35期卒業 筑紫流箏・三絃師範 教育など多くの転職
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左手の小指にある赤い感覚器官は運命の相手の方向と結ばれる導きを示しす。主人公は導きを信じて、村に訪れると、村には運命の泉があった。その泉は運命の相手を水面に写すと言うが・・・赤い感覚器官は運命の相手と結ばれるようにするだけで、直接には運命の相手を教えない。そんな、運命の泉は運命の相手を教えるのだろうか?。そして、赤い感覚器官(赤い糸)は同じ相手なのだろうか? 運命の泉 上 (前編) 主人公は、運命の人を探すために旅に出た。何一つの目的地もないまま生まれ育ったところから出て初めての街に着くのだった。その街に着いてみると何か何まで初めて見る物であり光景であり。全てのことに驚くのだが、そこで、初めての試練であり。左手の小指ある赤い感覚器官の指示であり。運命の相手を探すための時の流れの修正が開始されたのだ。その修正の内容の中には初めての街を救うために隣の街から援軍の要請に向かう。その途中で何者か知らない者に襲われて・・・・知らない村に着いた。だが、幼児後退などの病気に掛かってしまったが病気は治るのだろうか、運命の相手には会えるのだろうか、運命の相手とは誰なのだろうか・・・・。
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よろず診療所院長の僕は、夢に現れた子狐に懇願されて参った小女郎稲荷で、すでに荼枳尼天に憑依されていた久仁子と出会い、天地の境にある荼枳尼天の宮城へ向かった。荼枳尼天から、この世の男の我欲とエゴと煩悩が極まった今、全ての男を消し去る業火の中で、女たちを地底世界にかくまうために地底への扉を開いてくる命を受けた。そのためには女たちが抱く男への憎悪と遺恨の浄化も必要だったが、久仁子はそれを強く拒絶した。 地底世界に入り、地底人の僕と久仁子であるマリーとサトルに導かれて地底の長老と会った。長老はこの世の我欲とエゴと煩悩に染まった女たちを地底世界に受け入れることに難色を示し、話し合いは頓挫したが、長老の提案で地底世界の女性性の集合意識体であるマザーの意見を聞くことになった。マザーは八次元宇宙から来たと名乗り、究極の愛と美の宇宙への舫い綱が役目だと語った。マザーはこの世が滅びようとしている今こそが男女和合への試練だと言い、男がいなくなった未来の世界を見せながら陰陽流転の大切さを語り、久仁子が望むこの世の男たちの殲滅はなくなった。マザーは、男女の和合がこの世を救うが、その具体策として、この世の女性性の代表Jを救わなければならないと言った。Jは男の集合意識体に囚われており、そのヒエラルキーの頂点が亢者だ。この男世界の行く末の惨劇を見ている中で、亢者が放ったJへの刺客である女郎蜘蛛が現れた。僕はマザーに今生の久仁子の悲惨な生い立ちを見せられたが、すでにその記憶は久仁子から完全に消されていた。僕と久仁子の時空を超えた関係が明かされ、今ここに生きる大切さを教わり、僕は「不意」の正体に疑問を抱いた。 僕たちはマザーが化身した白狐に導かれて地球意識体の耳に入った。地球の耳には本物の祈りだけが届くと白狐は言った。内耳に当たる塔で、遙か彼方の星にいる、もうひとりの久仁子と出会い、地球人は皆、もうひとりの自分を宇宙のどこかに持っていることと「今ここ」とは人間、宇宙人、それぞれにとっての次元上昇試験であることを知った。耳の塔の扉は、その血潮である慈愛と感謝と悦びと同化すると開いた。その血潮の拍動こそが愛の創造主であり、宇宙の森羅万象の生命だった。神は不老不死が故に常に楽しむ定めを負うが、ある時、愛の源を見に行くために、自らの波動を下げながら三次元の人間界と四次元の黄泉界を創り、悪の種だと知りながら男と女を創った。男女と同時にあらゆる二元性がこの世に現れ、それらは悪の素となった。神の愛の祝福の手は悪魔の手と化し、人間界は悪に染まった。神にとって悪は人間界でしか味わえない大人の毒味だった。神と宇宙は人間界の陰陽を最大ボリュームにして悪の花園にした。神の子である人間には内なる悪と愛が同居しているが、己の悪が見えた時、愛の道も開く。神が男と女を創ったのは、愛から悪を、悪から愛を生み続けるためだった。 魔界は人間の醜悪な毒の処理場であり、人間界の愛と悪のバランスを保ってきたが、その魔界が暴走して悪魔が現れた。神が縛られし愛の呪縛を解けるのは悪だけだった。神は悪魔に傅き、宇宙も人間界も悪魔のものとなった。 地球の耳の化身である大聖堂に入り、祈りの成就と宇宙の誕生秘話を聞きながら、男女の合一が光と闇の合一に繋がることを知った。地球の耳は亢者とは何者か、その亢者へのこれまでの干渉と亢者の愛を語った。荼枳尼天の修法とは人生の最後に覚醒のチャンスを与える覚醒術だった。祈りは愛の言霊であり、祈りの前では光と闇も善悪も男女もなかった。その愛の祈りのために僕と久仁子は合一した。それはふたりの愛の宇宙の創造劇だった。その愛の力をJの救出に向けた。この世を救うためにはJをイエスにしてはならない。愛の歓喜の大洪水がこの世を一新する未来を創ると未来のJも救済されたが、亢者は襲ってきた黒龍の中に自ら逃げ込み、Jを処刑する別の未来も見えた。 悪魔は、神と宇宙は人間界が放つ次元上昇波を待っている、神と宇宙の悪は悪意のない悪が故に己の悪が見えないし、悪の向こうに愛の根源があることも見えない、と語りながら、神界と宇宙の終わりのビジョンを見せた。今のこの世が悪の世であることを見せつけられながら、人間には神にはない影があり、そこに愛と悪が見えることに気づいた。すでに亢者が始めた人類変容実験は地球を悪の星に変えていた。宇宙は悪となり、悪魔が神となった。これが神の起源でもあった。僕たちが愛を放つと、神と宇宙は悪の抜け殻から脱皮して新たな神と宇宙が誕生した。悪とは羽化変容するための空蝉だった。だから森羅万象に悪があった。愛の赤龍が現れ世界中に愛の声を届け始めた。 この世への扉の前に、悪の繭に包まれた瀕死の軍神がいたが龍神へと脱皮変容した。不意と必然、信と擬、愛と悪をもたらした創造主を知り、Jが救われたこの旅を終えた。
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月刊群雛 (GunSu) 2015年 03月号 ~ インディーズ作家を応援するマガジン ~
鷹野凌(編) 神楽坂らせん(著) 芦火屋与太郎(著) 晴海まどか(著・編) 青海玻洞瑠鯉(著) 合川幸希(著) 盛実果子(著) 王木亡一朗(著) きうり(著) 高瀬拓史(著) 長鳥たま(著) 神光寺かをり(著) Yuki TANABE(デザイン) 宮比のん(群雛ロゴ) 西野由季子(編) 竹元かつみ(編)著
日本独立作家同盟発行
あなたの「電子書籍元年」はいつ? 2015年03月号のゲストは高瀬拓史さん。表紙イラストは長鳥たまさん。新作枠は芦火屋与太郎さんの連載小説(前編)、晴海まどかさんの連載小説(第1回)と合川幸希さんの挿絵コラボ、盛実果子さんの連載小説(前編)、神楽坂らせんさん・青海玻洞瑠鯉さん・王木亡一朗さん・きうりさんの読み切り小説。ほか、既刊再録1点と、参加者へのインタビューを収録。 高瀬拓史『僕の「電子書籍元年」』〈ゲストコラム〉 神楽坂らせん『01-20』〈読み切り小説〉 芦火屋与太郎『夢を継ぐ』〈連載小説・前編〉 神光寺かをり『みまちがい』〈既刊小説・再録〉 晴海まどか『ギソウクラブ』〈連載小説・第1回、編集〉 合川幸希(晴海まどかコラボ)〈連載挿絵・第1回〉 青海玻洞瑠鯉『Pisces』〈読み切り詩集〉 盛実果子『わた雪』〈連載小説・前編〉 王木亡一朗『サイクロプス』〈読み切り小説〉 きうり『7・18豪雨』〈読み切り小説〉 長鳥たま『春香しく』〈描きおろし表紙イラスト〉 Yuki TANABE〈表紙デザイニング〉 西野由季子〈編集〉 竹元かつみ〈編集〉 鷹野凌〈編集、制作、プロモーションなど〉
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月刊群雛 (GunSu) 2015年 07月号 ~ インディーズ作家を応援するマガジン ~
鷹野凌(編) 鎌田純子(著) 晴海まどか(著・編) 合川幸希(著) 和良拓馬(著) くにさきたすく(著) 王木亡一朗(著) 波野發作(著) 青海玻洞瑠鯉(著) きうり(著) 澤俊之(著) もりそば(著) Haru Kagurazaka(デザイン) 宮比のん(群雛ロゴ) 原田晶文(編) 西野由季子(編) 竹元かつみ(編)著
NPO法人日本独立作家同盟発行
Wordから5分で電子出版! 2015年07月号のゲストはボイジャーの鎌田純子さん。表紙イラストはもりそばさん。晴海まどかさんの連載小説(第4回)と合川幸希さんの扉絵コラボ、波野發作さんの連載小説(第1回)、和良拓馬さんの読切エッセー、青海玻洞瑠鯉さんの読切詩集、くにさきたすくさん・王木亡一朗さん・澤俊之さん・きうりさんの読切小説と、参加者へのインタビューを収録。今号から全て新作です! 鎌田純子『ロマンサーで推敲、のススメ』〈ゲストコラム〉 晴海まどか『ギソウクラブ』〈連載小説・第4回、編集〉 合川幸希(※晴海まどかコラボ)〈連載挿絵・第4回〉 和良拓馬『幸福すぎる90分間』〈読切エッセイ〉 くにさきたすく『ポースター』〈読切小説〉 王木亡一朗『ライトセーバー』〈読切小説〉 波野發作『オルガニゼイション』〈連載小説・第1回〉 澤俊之『Timber!』〈読切小説〉 きうり『うさぎ』〈読切小説〉 青海玻洞瑠鯉『Professor』〈読切詩集〉 もりそば〈表紙イラスト〉 Haru Kagurazaka〈表紙デザイニング〉 原田晶文〈編集〉 西野由季子〈編集〉 竹元かつみ〈編集〉 鷹野凌〈編集、制作、プロモーションなど〉
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