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更新 2022.05.04
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『私は自分がなにを考え、それをどうこの人に伝えようとしているか不安になった。雨は窓にあたった。私は川を思った。記憶にある川の光景を思い浮かべていた』 突然、義母と暮らすことになった《私》 義母は自分の部屋の窓を覆う大きな木のことで、毎日夫に文句を言ってくる。 《私》は極力それに関わらないようにしているのだが―― 林檎、川の奔流、雨、風、大きな木 幾つかのイメージが重なっていき、 最後に、それが切って落とされるような感じに書いてみました。 ある意味では、怖い話かもしれません。 あるいは、《怖いこと》というのは 主に家庭内で醸成されるものだというのを 示しているものだと思います。 ------------------------- しばらくのあいだ無料にします。
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『彼らは中学生の頃からのつきあいだった。斎藤美以子と佐伯周と佐藤強士――名字がサ行であったために彼らは近くの席に座らされることになった。ただそれだけのことだったけれど、彼らはそれからずっと友人として過ごすことになった』 中学生の頃からなぜか仲良しな3人、 美以子と周と強士、 彼らの成長と絡みあう関係を 幾つかのピアノ曲とともに 描いてみました。 タイトルは モーリス・ラヴェルの 『亡き王女のためのパヴァーヌ』 その原題です。 テーマとなるその曲と同様に 繰り返される言葉やシ-ンが しだいに意味を強くするよう 心がけてもみました。 ぜひご一読下さい。
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2017年6月12日更新 誤字の修正 見出し文字の大きさ修正 ………………………… タイトルの『ぼうさい』には『望災』という漢字を当てることをイメージしています。そもそも人は、死という最大の災いに向かいながら生きています。『望』の字は遠くをのぞむことを意味しますが、避けることのできない死に向かうことを『望災』と勝手に名づけることにします。できれば避けたい災害に遭遇することを想定して対処することも『望災』です。 災害にどう望むか? 老いとどう向き合うか? 今をどう生きるか? 自らの身のおき方を考えるヒントになる言葉を並べてみました。 ひらがな七文字に『タマゴロウ』のイラストを加えた『らくがき七文字』が、いつの間にか1000点を超えました。その中から32点を選んで、コメントをつけて並べました。50音には満たない数ですが、『あ』から初めて、あいうえお順にページを並べてあります。 ストーリー仕立てではないので、ふと開いたページの言葉で、何かを感じていただければ幸いです。